こんにちは、Oinuです。
趣味でなんちゃって間接照明の部屋づくりをしており、いろいろ適当に公開しております。
はじめに
スポットライト買ったのはいいけど電球ついてないやん。どんな電球買えばいいの? 何に注意したらいいの?
結論から言います。
(だってそれが楽しいんだもん)
いや、すみません。答えとしては、
- 電球の色は電球色(2700K)
- 電球の種類はLED
- 明るめの部屋にしたい → 100W型相当×3箇所+α
- 暗めの部屋にしたい → 60W型相当×3箇所+α
- 部屋の合計の消費電力が200Wを超えないようにする(電気代と熱のため)
です。
今回は電球について、最低限の知識と僕なりの考えを書いていきます。つらつらと。
覚えておきたい!間接照明に使う電球の種類3つ!

白熱電球

昔からある基本(基準)となる電球。
俗に言う電球色というオレンジがかった色合いの光を出します。安いのですが、消費電力がものすごく高いのと、めちゃくちゃ熱いです。まともな明るさを放つ白熱電球なんて熱すぎて触れません。僕の家の壁は焦げました。
電球型蛍光灯
蛍光灯を電球サイズにしたもの。
消費電力が白熱電球に比べて1/5程度で済む。それに伴って熱さも少ない。でも白熱電球よりも値段が少々高い。調光(少しずつ明るくしたりとか)ができない。そして、形がニョロニョロしてるものが多い。電球色と書いてあっても、本家白熱電球や、下で説明するエジソン電球に比べるとかなり白よりのオレンジ色になる。
LED電球

最近主流の電球。
消費電力と発熱が圧倒的に少ない。白熱電球に比べると1/8程度。しかし値段が高い。寿命が長いから損しないと言われているが、経験上先の2つと変わらず壊れるときはすぐ壊れる。色についてはこちらも電球型蛍光灯と同じく、電球色と書いてあっても白に近いオレンジになるから注意。
【余談】エジソン電球(エジソンバルブ)
エジソンが発明した当初の電線の形を模したもの。
こちらは関節照明ではなく、直接見える位置に置いてもいい雰囲気になる。
本来は白熱電球だが、現在はLED製品のなんちゃってエジソンバルブも存在する。
間接照明の電球を選ぶ際に見るべきところ

ソケットサイズ、明るさ、色、消費電力(熱さ)、耐久性、値段である。
ソケットサイズ
電球を買う前にまずは手持ちのライトのソケット部分を確認する。
ソケットのサイズはE17(17口径)とかE26(26口径)というように表される。それぞれ直径17mmと26mmいう意味。
大抵場合クリップライトはE17、ペンダントライトやフロアライトなどの大きめのライトはE26。
んーまあ、他にもあるんですがとりあえずこの2つさえ覚えておけばなんとかなります。
明るさ

白熱電球を基準として(ここ重要)、●●W型相当と表す。
電球型蛍光灯やLED電球に100W型相当とか60W型相当とか書いてあるのは、「白熱電球でいうとそれぐらいの明るさだよ」ということである。なので、蛍光灯電球やLEDや100W型相当と書いてあったとしても実際の消費電力はかなり少ない。
明るさは本来ルーメン(lm)という単位を使う。Wというのは消費電力を表すときに使うのだが、昔からある白熱電球は明るさを例えるときに「100Wの明るさだよ~」という使われ方をしてきたため、わかりやすいように今でも100W型相当というように白熱電球の明るさに例えて表されている。ものによってはルーメンの値も書いてあるので、今後の為にもできればそちらを参考にしたほうがいい。
ちなみに部屋にある電球の合計が、
400W相当 部屋全体がかなり明るい
300W相当 部屋全体が明るい
200W相当 暗めの部屋
100W相当 バーかよ
だいぶ抽象的だけど人によるのでそれぞれ買って試してみてください。
色
主なのは電球色(オレンジがかっている)か、昼白色(白い)かである。
数値としてはK(ケルビン)というものが使われていて、低ければ低いほどオレンジがかる。2700Kぐらいになると電球色レベルになる。

消費電力(熱さ)
消費電力 大 白熱電球>>>>>電球型蛍光灯>LED電球 小
圧倒的な差。白熱電球に比べて電球型光灯は1/5、LED電球は1/8程度。
熱さは消費電力に比例。白熱電球がとんでもなく熱い。40W超えると触っていられないレベル。逆にLEDは100W型相当でも普通に触れる。電球型蛍光灯はLEDよりは少し熱め。
ちなみに最近一般的に使われているLEDシーリングライト(天井につける丸いの)の消費電力は12畳用で約50W。LEDになる前の蛍光灯は200Wとかだったのに技術の進歩はすごいな。
耐久性
耐久性 高 LED電球>電球型蛍光灯>>>白熱電球 低
と一般的には言われているが体感そんな違いはない。蛍光灯もLEDも寿命前に壊れるときは壊れる。
値段
高い LED電球>電球型蛍光灯>>>白熱電球 安い
間接照明の電球を選ぶ”コツ”

電球色(暖色)にすべし 昼白色は選ばない
間接照明のオシャレな部屋を目指すなら一番影響するのがこの暖色系の電球を選択すること。逆にお風呂場や洗面台などは太陽光に近い昼白色を選ぶべきである。暖色って俗言うブルーライトカットってことです。かなり目に優しい。落ち着く。
電球色でも2700kを選ぶ

電球色とパッケージに書いてあったとしても、色には結構差がある。家電量販店等に普通に売っているLEDや蛍光灯の電球は電球色と書いてはあっても、白熱電球のような温かみのあるオレンジにはならない。もし電球色の電球を買うのなら、色温度2700kと書いてあるものを選ぶとよい。3000でもいいが多少白に近くなる。
ただ、この辺は個人の好みにもよるので、通常の電球色のLEDや蛍光灯も一度使ってはみてほしい。
見える位置にしかたなく置く場合は…
これはもうエジソン電球一択です。
できれば合計の消費電力が200Wを超えないように
消費電力が少ないもの=熱くならないものを選ぶ
当たり前だが電気代は安いほうがいい。
それよりも熱がえげつない。夏場に白熱電球100Wの電球を5個も6個もつけると流石に暑い。というかもうそこまでいくとエアコンをつけているのと同等の電気代をつかって温めてしまうことになるので、消費電力の低いLEDや蛍光灯をぜひ選ぶべき。
シーリングライトの電気代を超えたくない
「部屋の中にある電球の消費電力の合計が、一昔前の蛍光灯シーリングライト(天井の丸いライト)の消費電力である200Wを超えないようにする」
というのが自分の中では線引きとしてあります。
というか全部LEDにしたら50W~100Wぐらいになるはず。
結論:LEDエジソン電球 +色々買っておくべき

話をまとめると、僕個人としては、見た目実用性ともにOKなLEDエジソン電球をおすすめします。
僕もはじめは何を買っていいのかわからないので、とりあえず100均で60Wと40Wと20Wの白熱電球を買うところから始まりました(当時まだLEDとかなかったし)。
その後、消費電力の低い電球型蛍光灯を見つけて、100W型相当~40W型相当の違い、電球色と昼白色の違いや良さを理解し、そしてLED電球、白熱のエジソン電球と移り変わって、最後は結局LEDエジソン電球に落ち着きました。
結局のところ色々試して、いっぱい持っていたほうがよいです。
やっているうちに、気分的に暗い雰囲気がいいなとか、明るい雰囲気がいいなとか、ちょっと暖色すぎるな、なんていうこともでてきます。もちろん電球の色だけではなく、設置する個数や場所によって部屋の雰囲気がガラリと変わりますしね。このあたりは買って使って試してみるしかありません。そしてそういう時間が楽しい…。
僕の部屋のアイテムの購入先はほぼ全て公開しています。